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『DRAGON’S DOGMA(ドラゴンズドグマ)』 *4 【レビュー】 ジャンルをアクションRPGに変えますか


カプコンが放つオープンワールドアクション『DRAGON’S DOGMA(ドラゴンズドグマ)』をクリアした後の感想です。一区切りとなるエンディングロールを見るまでの総プレイ時間は約40時間でした。


全てにおいて薄く唐突な展開で全く盛り上がりのないストーリーはつまらないの一言。ストーリーを進行しても主人公は特別な存在の"覚者"で世界の命運がプレイヤーにかかっているということが最終決戦を迎えてもまったく実感できませんでしたし、唐突に最終決戦になっていることにびっくりしたぐらいです。ストーリーを彩る登場キャラクターのことも上辺だけで掘り下げることがないので全く印象に残らず名前さえ覚えていません・・・世界観の薄っぺらさがすごいです。これぞストーリーが無いようなゲームだと言えるでしょう!


オープンワールドアクションというジャンルながら、『The Elder Scrolls』のような広大な世界を自由に冒険できる洋ゲーのオープンワールドRPGやオープンワールドアクションとは全く異なるタイプのオープンワールドで、良い意味でも悪い意味でもJRPGのワールドマップの一部を切り抜いたようなものを彷彿とさせるオープンワールド風です。基本的に「街⇔フィールド⇔ダンジョン」となっていて、ほとんどが上記のエリアをチェンジする際にロードが発生する仕組みなのですがロード自体が短いのは嬉しい。遊んでいて物足りなかったのはフィールドは広いのだけど街やダンジョンやロケーションがかなり少ないことですかね。全てがメインクエストのためにあるといった感じのただ広いだけの密度が薄いフィールドになっているのは残念・・・ロケーションが少ないので「アレは何だ!?」という探索の発見の面白さなどオープンワールド感が薄い。

サブクエストが討伐、護衛、収集など全てにおいてお使い的な内容なのはオープンワールドタイプのゲームなので仕方ないかもしれませんが、淡々とクリアするものばかりなのとストーリー性が全くないためすごく味気なくて単調さを感じてしまいます。メインストーリーを進めると領都グラン・ソレンでクエストを受けて地方へと行くマラソンをすることになるのですが、最初の頃は探索しながらの移動で面白かったものの、何度も繰り返した中盤辺りから移動が面倒に思えてくるのは確実でしょう。オープンワールドで移動を快適にしてくれるファストトラベルが高価なアイテムを使用しなければ出来ないため多用することが難しい点と、乗り物もないため走らざるを得ないのでもっと気軽に使える方法が欲しかったのです。サブクエストは報酬目当てでクリアしていましたが正直面白いとは言えません。


1人用のゲームでもネットワークを介して誰かと繋がっていることを感じられる特徴的なポーンシステムは凄く面白い要素でした。贅沢を言えばオンラインCo-opの搭載でしょうが技術的な問題もあるでしょうし、協力プレイでの時間の制約を気にしないでマイペースで遊べる点や気軽に他のプレイヤーのポーンを雇って簡易的なコミュニティを楽しんだり擬似Co-op的な楽しみ方もできる、シングルプレイ用として開発されているゲームだとしても新たなオンラインの活用方法があるじゃないかと思った画期的な要素であったことは間違いありません。(ポーンシステムについての詳しくはこちら)しかし、すべてがAI任せとなるポーンの行動について不便を感じてしまうことがあるでしょう。個人的に思ったのは落ちているアイテムをなかなか拾ってくれずに、プレイヤー自らが拾わなければならないことが多いこと。本作には所持重量の概念があり所持重量が多いとスタミナや移動速度に影響が出てしまうので、所持重量管理のために拾ったアイテムをポーンに渡す作業が面倒で仕方がありませんでした。あとは望んでいるギフト系の魔法や妨害系の魔法をなかなかやってくれなかったりと魔法職のAIに不便を感じることが多く、パーティメンバーを効率的に立ち回らせる行動を設定できる『ドラゴンエイジ』の"作戦"的なシステムが欲しいと感じましたね。これがあればより戦力性が増してポーン達にも個性が出ると思うのですが。


さすがは様々なアクションを開発してきたカプコンかと思うほどアクションは面白い。全部で9つある各ジョブにはジョブごとの異なる多彩なアクションの面白さが存在し、ジョブチェンジも簡単に行えます。アクションゲームでとても大事な戦闘の爽快感も高く、乱戦になりやすい小型のモンスターと部位破壊や小型モンスターとは勝手が違う大型のモンスターの2つの戦いが楽しめます。キビキビ動くアクションはある程度のプレイヤースキルも問われるほどアクション性は高いが、やはり攻略にはレベルや装備が大事というのはRPG的な要素も持ち合わせています。難易度も調度よい高さで、エンディングロールを見るまで続けられたのはアクションが面白かったからが大きいのかも。

他に気になったところはユーザーインターフェースが洗練不足、日本のゲームなのにアクションで英語音声/日本語字幕、セーブデータが1つしか作れない、モンスターの色やサイズ違いで使い回しが目立つなど。

やっぱりオープンワールドということを強調とした「オープンワールドアクション」というジャンルにしたのは間違いなように感じる。オープンワールドというと海外のオープンワールドのような楽しみを求めてしまうかもしれないけど全然違います。ゲームシステム的にもシンプルに「アクションRPG」にした方がしっくりくる! オープンワールドゲームとしての出来は中途半端感は否めませんがアクション自体はとても楽しめたので、それらを改善した正統進化の続編を遊んでみたいと思えるゲームでした。なかなか楽しめた久々の和ゲーアクションなのでアクション好きゲーマーなら過度な期待はせずに手に取ってもらえば楽しめるかと思います。クリアまでのボリュームは約40時間でしたが、これはサブミッションを結構な数クリアしての総プレイ時間なのでメインクエストのみだとかなり短くなると思います。


エンディングロール後・・・冒険は更に続く・・・!




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この記事へのコメント

- 涼 - 2012年06月08日 23:05:40

アクションはおもしろかったんですが、正直ゲームとしての完成度は低かったですよね。ワープではなく馬なり竜なり移動補助が欲しかったです。
運よくミリドラ遭遇したせいで意地でプラチナとりました
2周半計109時間・・・orz
自分も不満点多いんですがそれでも75点くらい付けちゃいそうな評価でした

- 通りがかり - 2012年06月11日 14:09:21

ちょっと気になった所があったので。
魔法職ポーンのAIについてですが、その敵に対してのポーンの知識がMAXだと的確なギフト系などの魔法を使用をしてくれます。
この辺はプレイヤーより弱点をわかっているポーンがいたりして教えられる事もしばしばあるので、自分で戦い方を指示するものよりも、かなり面白い要素だと思いました。
個人的にはポーンだけでなく、プレイヤーキャラも貸し出し可能にしてほしかったです。そうするとフレンドが不在の場合でもフレンドと遊んでいるような感じで出来るので。
シナリオの薄さとオープンワールドのようでオープンワールドじゃないような感じが不満でした。その他同感です。
2が出るのを期待します。

- ペケペケ - 2012年06月12日 23:56:52

まだクリア前ですがレビュー見ちゃいました(笑)。
残念だと感じるところもあるのですが、それでも続けてしまうのは何でなんでしょうか。

アクション自体は非常に楽しいのだと思います。
スキルがもう少し装備できれば、もっと幅が広がりそうですね。

- 通りすがり - 2012年06月20日 09:38:45

はじめまして、見られたのはスタッフロールではなく、声優のみの仮のスタッフロールでは?本当のスタッフロールを未見でしたら、プレイ総時間が伸びると思いますよ。

- 鬼女速名無しさん - 2012年06月22日 11:33:37

ElderScrollsみたいにマップを広くしすぎてファストトラベルしまくりってのは
本末転倒だと思うんですけどね

マップ上のアイコンクリックしたらダンジョンに直行する
古いRPGと本質的に変わらないプレイ感覚ですよそれ

Re: タイトルなし - ジーク - 2012年06月23日 21:19:43

通りすがりさん

その後、裏ボス的なのも倒して完全にクリアしました。
プレイ時間的には結構伸びましたね~

鬼女速名無しさん

最期まで遊んで移動が面倒と感じるのは人それぞれかもしれませんが、ファストトラベルが普通に出来たとしてもそれを使うか使わないかはプレイヤー次第です。面倒な人は使っても良いし、使いたくない人は使わない・・・それぐらいの選択は用意しても良いのではないでしょうか。

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